学情(東京都千代田区)は、4月に入社を控える新社会人を対象に「キャリア形成」に関する調査を実施した。新卒で入社した企業で働きたい年数を聞くと、「定年まで働きたい」(32.7%)が最多となった。以下、「3年以上5年未満」(23.4%)、「5年以上10年未満」(19.3%)と続く。
「定年まで働きたい」と回答した人からは、「転職が当たり前の時代になっているものの、1社でキャリアを積むのも良いことだと思う」「長く働いているという信頼関係があるからこそ得られるものもあると思う」といった声が寄せられた。
また、「3年以上5年未満」「5年以上10年未満」と回答した人からは、「キャリアアップ・スキルアップするためには転職も一つの手段だと思う」「年功序列でなかなか昇進できないのであれば、転職も視野に入れたい」などの声が挙がった。
社会人として働くなかで管理職になりたいかと尋ねた。「管理職になりたい」と回答した人は54.6%で、昨年よりも3.7ポイント上昇した。
新卒で入社した企業で目指したい役割を尋ねたところ、「主任・係長」が33.3%で最多となった。選んだ人からは、「まずは1番イメージを持てる役職を目指したい」「プレッシャーが大きすぎる役職にはつきたくない」といった声が寄せられた。
次いで「部長」が25.6%だった。「仕事をするからには、キャリアアップを目指したい」「マネジメントに挑戦したい」といった声が挙がった。
調査は、2022年11月17日〜12月4日、「あさがくナビ2023」会員を対象にインターネットで実施した。有効回答数は441件。
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