消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
MMD研究所(運営:MMDLabo)は、「スマートフォンを持つ子どもと親への意識調査」を実施した。その結果、2割の子どもがトラブルに巻き込まれた経験があること、巻き込まれたトラブルは「不適切な写真を送るように言われたり、意思と関係なく送られてきたりした」ことが多いことが分かった。
子どもがスマホを所持してから、トラブルに巻き込まれた経験がある人はどのくらいいるのだろうか。「トラブルに巻き込まれたことがある」と答えたのは20.1%となり、22年(16.2%)より3.9ポイント増えた。
トラブルに巻き込まれた内容を聞いたところ、「ゲームや有料課金サイトで大幅に課金してしまった」「LINEなどのコミュニケーションツールで既読無視されて、友人と険悪になってしまった」「不適切な写真を送るように言われたり、意思と関係なく送られてきたりした」(いずれも14.9%)が最も多かった。
トラブルを回避するために困っていることを尋ねると、「ルールを決めたが、管理することができない」(23.9%)がトップ。次いで「ルールを決めることが難しい」(22.3%)、「正しいスマホの使い方が自分でもよく分かっていない」(16.3%)だった。
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