業種別でみると、物価高倒産の最多は「建設業」(70 件)で、以下「運輸・通信業」(64件)、「製造業」(61件)と続いた。
業種詳細別では最多が「運輸業」(64件)で、他は食品関連業者や工事業者が目立った。TDBは、「これらの業種は燃料高や食品、 資材価格高騰の影響を特に受けている」と指摘する。
負債規模別では、最も多かったのは「1〜5億円未満」で146件、次いで「1000〜5000万円未満」で60件、「5000万円〜1億円未満」で51件だった。
TDBは、「コロナ関連融資の返済が本格化し、価格転嫁が十分にできない中小事業者を中心に、物価高倒産は引き続き増加傾向で推移するものとみられる」と分析した。
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