消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
家事代行マッチングプラットフォームを運営するタスカジ(東京都港区)は、「家事代行利用の実態調査2022」を発表した。その結果、家事代行利用のきっかけとして最も多いのは「育児や仕事に手が回らない」だった。
家事代行利用のきっかけを尋ねると、「育児や仕事に手が回らない」(30%)が最多で、「依頼している家事に苦手意識がある」(24%)、「自分や家族の自由時間を作りたい」(17%)と続いた。
男女別で見ると、男性全体では「自由時間を作りたい」(32%)が、単身世帯に絞ると男女ともに「依頼している家事に苦手意識がある」(女性:56%、男性:48%)が最も多かった。
家事代行の利用に抵抗感はあったか聞くと、「少しあった」(45%)、「あまりなかった」(28%)という結果になり、半数以上が抵抗感を覚えていたことが分かった。
抵抗感があった理由を尋ねると、「他者を家に招き入れるのに抵抗感があった」(66%)が最多で、「家事を人にやってもらうことに罪悪感があった」「どの家事代行サービスがいいのか分からなかった」(各40%)、「利用する前に自分で家をきれいにしなければならないと思った」(37%)と続いた。
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