人材サービスなどを手掛けるカケハシ スカイソリューションズ(東京都新宿区)は、「地方への移住と転職に関する調査」を実施した。その結果、地方移住を検討した人のうち52.0%がコロナ禍の状況が影響したと回答。43.0%が「転職後に年収が上がった」と答えていることが分かった。
移住を検討した人のうち、新型コロナが「きっかけになった」人は21.5%、「やや影響した」人は30.5%。移住を検討するにあたって実際に起こしたアクションは、1位「住居について調べた」(37.7%)、2位「転職情報を調べた」(29.4%)、3位「子どもの教育環境について調べた」(17.6%)となり、移住とともに転職も検討する人が一定数いることが分かった。
移住にあたって「転職した」人は44.4%、「転職せずに移住した」人は36.3%。転職後の業種は、「転職前と同じ業種に就いた」人が40.3%で最多だった。一方、「転職前と違う職業に就いた(農林水産以外)」と答えた人も38.2%に上り、移住を機に業種そのものを変えた人も多いようだ。
「転職前と同じ業種に就いた」人と、「転職前と違う職業に就いた(農林水産以外)」人の割合は、年代別でも大きな違いは見られなかった。
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