ブルガリホテル、東京ミッドタウン八重洲に開業 世界で8番目4月4日オープン

» 2023年02月05日 09時00分 公開

 ブルガリホテルズ&リゾーツは、「ブルガリ ホテル 東京」を4月4日にオープンすると発表した。「東京ミッドタウン八重洲」(東京都中央区)の40階から45階のフロアに展開し、日本の高級ホテル市場におけるニーズを満たす空間として訴求する。

ブルガリ 「ブルガリ ホテル 東京」が八重洲に開業 (出所:プレスリリース)

 ブルガリ ホテル 東京は、ミラノ、バリ、ロンドン、北京、ドバイ、上海、パリに次ぐ同ホテルコレクションの8番目。今後ローマ(2023年)、モルディブとマイアミ(25年)、ロサンゼルス(26年)の開業を予定している。

 インテリアデザインはこれまで同様、イタリアの建築設計事務所ACPV ARCHITECTSのアントニオ・チッテリオ・パトリシア・ヴィールが手掛ける。

 98室ある客室やスイートルームは、マクサルトやフレックスフォルムなど、イタリアの高級家具ブランドを使用。スイートルーム(400平米)は東京都内有数の広さを誇り、隣接するスイートとつなげることも可能だ。

ブルガリ 客室とスイートルーム(出所:公式サイト)

 同ホテルには、ミシュラン三ツ星の鮨職人、行天健二氏が監修するカウンター8席のみの「SUSHI HŌSEKI」、同じく三ツ星のニコ・ロミート氏が監修するイタリアンダイニングの「イル・リストランテ ニコ・ロミート」など、高級レストランがそろう予定だ。

 最上階(45階)の「ブルガリ バー」ではブルガリならではのハンドメイドのモザイクがカウンターを彩る室内のほか、2カ所の半屋外のテラスを用意する。

ブルガリ ダイニング(出所:公式サイト)

 40階には最大100名まで収容できる「ブルガリ ボールルーム」(各180平米)が2つあるほか、専属のウェディングプランナーがいる「ウェディングサロン」、チャペルとしても利用できる「テラスルーム」を用意。

 1000平米の「ブルガリ スパ」では、スパスイート1室とダブルトリートメントルーム2室など9室のトリートメントルームに加え、壁一面の窓からパノラマビューが楽しめる25メートルの屋内プールを備える。

 サウナと風呂に加えて、男女それぞれに最新のトリートメントやセラピー、グルーミングメニューなどを用意。フィットネスセンターでは、独自のオーダーメイドトレーニングメソッドを提供する。

ブルガリ ブルガリ スパ(出所:公式サイト)

 同社のジャン・クリストフ・ババンCEOは「30年以上にわたり日本でビジネスを展開してきたブルガリにとって、日本は戦略的にも重要な市場。イタリアのデザイン、ライフスタイル、文化、ラグジュアリーなホスピタリティの真髄をあらためて東京に届けたい」とコメントした。

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