京都市に「イオンスタイル修学院小町」オープン 特徴は?北東部に初出店

» 2023年02月11日 09時40分 公開
[熊谷ショウコITmedia]

 イオンリテール3月2日、京都市左京区に「イオンスタイル修学院小町」をオープンする。子育て世代である20〜40代の人口構成が京都市の平均より高く、3人世帯構成比率も高いエリアで、「時短」「簡便」「健康」をテーマにさまざまな商品を展開する。

「イオンスタイル修学院小町」イメージ(出典:プレスリリース、以下同)

 同店は京都市左京区に位置し、京都市の北東部、最寄り駅の叡山電鉄「修学院駅」から徒歩3分とアクセスが良好。京都市北東部では、イオン初出店となる。古くからの街並みと新しい住宅地がつらなる閑静な住宅エリアに位置する。

鮮度にこだわった地場産品やイオンならではの商品を展開

 「鮮度と地場にこだわった 頼れるおだいどこ」をコンセプトに、京都産の野菜や鮮魚をそろえるほか、イオンのプライベートブランド「トップバリュ」の商品を展開。さらに地元で親しまれている店舗の商品も多彩に取りそろえる。

 地場産品は、京都市中央卸売市場から仕入れた新鮮な旬の野菜に加え、近郊の生産者が育てた「九条ねぎ」や「京みずな」など、京の伝統野菜農産物を提供。京都舞鶴漁港を中心に仕入れた鮮魚を毎日対面で販売し、用途に応じて2枚おろしやお造りなどの調理にも対応するという。

京都の伝統野菜や鮮魚を販売

 時短、簡便、健康商品では、ノンケミカルな飼育&養殖方法で開発された「トップバリュ グリーンアイナチュラル」の「タスマニアビーフ」や、毎日の食事の中で植物由来の食品を積極的に取り入れたいという顧客の声から生まれた「Vegetive(ベジティブ)」シリーズ、ご飯とおかずがワンプレートになったトップバリュの冷凍食品などを展開。店内で焼き上げたパンとピッツァなども販売する。

植物代替食品のトップバリュのVegetiveシリーズ

 地元店舗の商品は、地域で親しまれている和菓子屋「たまだけん」の「いちご大福」をはじめ、「山一パン総本店」の「得々ブレッドバター風味」や「桝确(ますご)」の漬物などを販売。京都珈琲商工組合と連携し「小川珈琲」や「三喜屋みきや珈琲」「ワールドコーヒー」など12社のコーヒーもラインアップする。

スイーツは京都北区で創業85年の老舗「たまだけん」のいちご大福や栗どら、まもるパイなどを販売

 同店の敷地面積は1160.76平米、売場面積は980平米の2階建て。駐輪台数は50台で、営業時間は午前8時半〜午後10時。年中無休。

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