消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
レジャー予約サイトを運営するアソビュー(東京都品川区)は、サイト会員6902人に対し、「脱マスク」を巡る外出意向を調べた。マスク着用が個人判断となる3月13日以降も外出先で「マスクを着用する」と答えた人が多数を占めた。
政府は新型コロナウイルス対策のマスク着用を3月13日から屋内外を問わず、個人の判断に委ねることを決定した。調査では、春の行楽シーズンに合わせ、外出先でのマスク着用について尋ねた。
その結果、「観光施設の屋外・屋内」「インドアアクティビティの体験中」は、いずれも「マスクを着用する」との回答が「マスクを外す」を上回った。特に屋内で「着用する」との回答が8割を超え、密閉空間でのマスク着用意識は依然、高いことがうかがえる。屋外で楽しめるラフティング、アスレチックなどのアウトドアアクティビティ体験中のみ「マスクを外す」との回答が、「マスクを着用する」を上回る結果となった。
マスク着用ルール緩和以降の外出に関する心情調査では、「不安」と回答したのは全体の4割を占め、「不安はない」と回答した3割を上回る結果となった。「うれしい」「楽しみ」と回答したのは15%だった。「うれしい」「楽しみ」の回答傾向は10〜20代に高く、70代のみ「不安はない」の回答が他の回答を上回る結果となった。
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