マイナビは、「就職活動に対する保護者の意識調査」を行った。就活で話題になる言葉の認知度では、「お祈り」「終活」に続き、入社後の配属先が自身の希望通りになるかを不安視する学生の心情を表す「勤務地ガチャ・配属ガチャ」が上位を占めた。
子どもが、全国転勤のある会社に就職を希望した場合、29.6%が「反対する」と回答した。また、娘を持つ保護者で「反対」と回答した人は36.6%と割合が高くなった。
子どもの大学選びで重視したことを聞くと、「大学選びは子どもに任せていた/特に重視したことはない」(31.4%)を除くと、「子どもの興味や関心にあうかどうか」(29.0%)が最多となった。次いで、「大学の難易度や偏差値」(24.4%)、「大学の所在地や交通の便」(23.4%)と続いた。
前年比では、「進学にかかる費用すべて」(12.9%/前年比3.2ポイント増)、「大学の授業料」(9.8%/同0.1ポイント増)など、支出関連の項目に増加傾向が見られた。
子どもの就職活動や日ごろのコミュニケーションにおいて、「Z世代らしさ」を感じたエピソードを聞いてみると、「キャリアセンターともSNSでやりとりして、無駄なく就職活動していた」「情報収集がインスタやTikTokであること」など、SNSを駆使して情報収集している様子などが挙げられた。
調査は、大学4年/大学2年以上で2022年度就職活動を終えた、もしくは現在活動中の子どもを持つ保護者1000人を対象にインターネットで実施した。調査期間は1月18〜19日。
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