ライボ(東京都渋谷区)の調査機関「Job総研」は「2023年 副業・兼業の実態調査」を実施した。コロナ禍や物価高騰をきっかけに副業を始める人は年々増加しており、平均副業年収は「20万円」だった。同調査では、副業をしている人の割合(年代別)や今後の副業予定、理由について集計、発表した。
「現在副業・兼業をしているか」という問いに全体の22.6%が「している」と回答した。年代別に見ると「副業をしている」と答えた割合は20代が14.6%、30代が20.7%、40代が31.7%、50代が22.4%と、40代が最も多いことが分かった。
今後副業をしたいかという問いに「したいと思う」(55.1%)、「どちらかといえばしたいと思う」(30.4%)と回答した人は85.5%に上った。副業意欲を示している人を年代別に見ると、最多は40代(87.5%)だった。次いで30代(86.2%)、50代(83.6%)、20代(83.4%)と続いた。
次に、現在副業をしていると回答した76人に、2018〜22年で副業をしていた年を尋ねるた。18年が35.5%、19年が46.1%、20年が50.0%、21年が63.2%、22年が72.4%と年々増加しており、特に18年と22年を比較すると約2倍に跳ね上がっていることが分かった。
また全体を対象に、今年のうちに副業を始めようと思っているかと問うと「始めようと思う」(35.4%)、「どちらかといえば始めようと思う」(30.4%)を合わせた65.8%が意欲を示した。
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