消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化──このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
アルヒ(東京都港区)は、住宅専門家が愛知県の住みやすい街を厳選した「ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞 2023 in 愛知」を発表した。1位は名古屋市営地下鉄名港線の「東海通」(総合評価4.25)だった。2位には名古屋市営地下鉄東山線の「藤が丘」(同4.12)、3位には名古屋市営地下鉄鶴舞線・桜通線の「丸の内」(同4.07)がそれぞれ選ばれた。
1位の「東海通」は、乗り換えなく金山駅へ約6分、栄駅へ約15分で、名古屋駅までは約20分と中心部にもアクセスが良い点が人気だ。名古屋高速道路ICが近く、関西方面への移動にも便利である。
2017年には名古屋市初の低炭素モデル地区「みなとアクルス」が誕生。「ららぽーと名古屋みなとアクルス」や大規模集合住宅などを配置した先進的な街づくりが行われており、複合商業施設の建設予定もある。新築マンションは3LDKで3000万円台からあり、同じ名港線の金山駅では4000万円台からであるのに比べコストパフォーマンスが高い点も評価された。
2位の「藤が丘」は、22年開業の「ジブリパーク」に接続するリニモの乗換駅として駅利用者の増加が見込まれていて、リニモ沿線地域全体の魅力向上を図る計画が進行中だ。
「イオンモール長久手」「IKEA長久手」などの大型商業施設が生活圏内に立地している他、駅前には商業施設「藤が丘effe」や「藤が丘中央商店街」もある。集合住宅も複数建設予定だ。
3位の「丸の内」は、鶴舞線・桜通線が乗り入れていて名古屋駅までは2駅、徒歩圏内には東山線や名城線が乗り入れる栄駅もあり交通の便が良い点が人気だ。「名古屋医療センター」「中日病院」「名城病院」などの総合病院が充実しており、少し足を伸ばせば「四間道町並み保存地区」など風情ある場所の散策を楽しむことができる。
20年に商業施設「RAYARD Hisaya-odori Park」が誕生し、25年にはスポーツやコンサートなどのイベントの開催場所となる「愛知県新体育館」が開業予定でもある。
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