育児中の仕事の不安 2位「子どもの体調や予定に合わせて働けるか」、1位は?約5000人に聞いた

» 2023年03月10日 09時23分 公開
[秋月かほITmedia]

仕事に役立つ調査データ:

消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。

 スキマバイトサービス「タイミー」を提供するタイミー(東京都港区)は、「スキマバイト実態調査」を実施した。その結果、育児中の就業で感じた不安の1位は「周囲に迷惑をかけてしまうかもしれない」だった。

photo 「スキマバイト実態調査」の結果は?(画像はイメージ、提供:写真AC)

約7割が「育児期間中の仕事の充実は重要」と回答

 育児期間に仕事が充実していることが「重要」と答えた人は約7割(「重要」35.3%と「やや重要」31.4%の計)となった。多くの人が育児期間中の仕事の充実を求めている様子がうかがえた。

photo 育児期間に仕事が充実していることは重要か(出典:プレスリリース、以下同)

 育児中の就業/職場復帰の際に感じたことのある不安については、「子どもの都合で欠勤・遅刻・早退をしてしまうことや、業務のフォローをしてもらうなど、周囲に迷惑をかけてしまうかもしれない」と回答した人が最も多かった。

 以降は「子どもの体調や予定に合わせて働けるのかという不安」、「子どもの都合で欠勤・遅刻・早退をしてしまうことや、業務のフォローをしてもらうことなどに対して、周囲の理解や応援を得られないかもしれないという不安」が上位となった。

photo 育児中の就業/職場復帰の際に感じたことのある不安

理想とする働き方1位は「フルタイム勤務(正社員)」

 理想とする働き方は「フルタイム勤務(正社員)」(32.6%)が最も多く、以降は「タイミーなど単発アルバイト」(20.1%)、「シフト制のアルバイト」(19.3%)と続いた。

photo 理想とする働き方

 調査は2月5〜7日、インターネットで実施。調査対象者は全国に住む「タイミー」の働き手、有効回答数は5159人。

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