くら寿司が3月10日に発表した2023年10月期第1四半期(22年11月〜23年1月)決算は、純損益が6億2400万円の赤字に転落した。前年同期は17億800万円の黒字だった。コロナ禍で客足が減少したことに加え、原材料価格の高騰がダメージを与えた。
売上高は512億9200万円(前年同期10.4%増)、営業損益は6億7100万円の赤字(前年同期は6億8700万の黒字)だった。23年通期業績予想は修正せず、売上高が2090億円(前期比14.2%増)、営業利益が30億円、最終利益が11億円(前期比47.7%増)を見込んでいる。
同社を巡っては、客による迷惑行為が物議を醸し、3人の逮捕者を出している。AIカメラの導入など対策を進めているが、迷惑行為の業績への影響度は不透明だ。
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