ふるさと納税ポータルサイトを運営するさとふる(東京都中央区)は、2022年度の「いちご」カテゴリーで、ブランドごとの返礼品の寄付件数を調査した。22年度のふるさと納税で、品種別の人気1位は福岡県の「あまおう」だった。一方、希少な品種の返礼品も相次いで登場し、「いちご戦国時代」の様相を呈している。
2位は香川県「さぬきひめ」、3位は静岡県「きらぴ香」、4位は栃木県「女峰」、5位も栃木県「とちおとめ」だった。
1位を獲得した「あまおう」は、濃厚な味わいが特徴の福岡県のブランド品種である。2位にランクインした「さぬきひめ」は、果汁が多くみずみずしさが特徴だ。3位の「きらぴ香」はフルーティーな香りと上品な甘さを持ち、17年に品種登録された。
いちごカテゴリの返礼品における22年2〜3月の寄付件数は、20年の同期比で2倍以上と大幅に増加。「いちご戦国時代」と呼ばれるほど新品種が日々誕生しており、同社の公式Webサイト上でも20年以降に約20品種が登録されたという。
また、千葉県大網白里市の名産品で生産量が少なく市場にあまり出回らない黒いちご「真紅の美鈴」や、日本有数のいちご産地の栃木県で生まれ、19年から出荷されるようになった「とちあいか」など、希少ないちごの返礼品も増加している。その他、いちご現品の返礼品だけではなく、いちご狩り入園券など体験型の返礼品も人気が高いという。
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