仕事に自信がない理由 3位「資格やスキルがない」、2位「仕事の能力が足りない」、1位は？：自信がある人は7.3％

[季原ゆう，ITmedia]

　自分の仕事のスキルや能力に自信がある人はどれくらいなのだろうか。社会人316人に聞いたところ、自信がある人はわずか7.3％であることが、転職サイトメディア「ピコキャリア」を運営するピコラボ（福岡市）の調査で分かった。

「仕事に関する能力」のアンケート調査を実施（画像はイメージ）

　一方、仕事に「自信があまりない」「自信がまったくない」と回答した人は合わせて48.7％で、約半数は仕事に自信がないことが分かった。

仕事のスキルや自分の能力に自信があるか？（出所：プレスリリース、以下同）

なぜ自信がないのか？

　仕事に自信がない理由は、1位が「仕事で評価されない・実績がない」（40人）だった。2位「仕事の能力が足りてないから」（37人）、3位「資格やスキルを所持していないから」（26人）と続いた。

　「仕事で評価されない・実績がないから」と回答した人からは、「習得までの時間が他よりかかる傾向があり、評価を低くつけられるから」（女性・33歳）、「結果を出してる実感があまりない。収入も低いのでそう感じる」（男性・45歳）などといった意見が寄せられた。

能力不足だと思うことランキング

　2位の「仕事の能力が足りてないから」と答えた人からは、「能力が高い人をインターネット上でいくらでも見つけることができるので、自分の能力の低さを常々実感している」（男性・38歳）、「新卒の時に内定がもらえずパートで働いている。能力が低いから正社員になれないのかという思いがずっとある」（女性・32歳）などの声があがった。

　3位の「資格やスキルを所持していないから」と回答した人からは、「PC業務で分からないことが多く調べて作業することが多い。もっとPCのスキルを上げたい」（女性・48歳）、「技術を持っていないのでいつか失敗するのではないかと悲観的になる」（女性・21歳）といったコメントが寄せられた。

　調査は2月8〜12日、インターネットで実施した。