日清食品は3月27日、カップ麺「日清のどん兵衛」の具材を単品で発売する。2食パックの袋麺も発売。物価高騰が叫ばれる中、子どもを持たない共働き夫婦「DINKs世帯」の増加や少子化などを背景に、少人数世帯のニーズを取り込む。
多くの要望に応え、人気の具材「お揚げ」と「天ぷら」を単体で商品化。「日清のどん兵衛のおいしいふっくらおあげ 2枚入」と「おいしいサクサク天ぷら 2枚入」として販売する。価格は2枚入りで各182円。
袋麺と組み合わせたり、カップ麺にお揚げを追加した「トリプルきつねうどん」や、お揚げと天ぷらを同時に入れた「欲張りどん兵衛」にアレンジできるようにする。
2食パックの袋麺「ゆでるからうまい!日清のどん兵衛 袋麺2食パック」2品(うどん、そば)も発売する。ゆでた麺を湯切りする調理方法と、麺を好きな具材と一緒に煮込む「2WAY調理」に対応。湯切り調理では、つゆの澄んだ色とだしの純粋な味わいを、煮込み調理では具材のうまみが溶け込んだつゆの味わいを楽しめるようにした。価格は2食入りで各315円。
近年、少人数世帯の増加を背景に少数パックの袋麺が売り上げを大きく伸ばしていることから発売に至った。
どん兵衛は、カップヌードルシリーズに並ぶ日清の主力ブランドの一つだ。2021年に発売45周年を迎え、年間を通じて多くの企画を打ち出した。
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