三井不動産レジデンシャルは、多拠点居住サービス 「n’estate(ネステート)」 から、未就学児の子育て世帯に向けた保育サービス付プラン「n’estate with kids」を発表した。
n’estateは仕事、趣味、レジャー、観光など目的に応じ、自宅以外の場所で多拠点居住ができるサービス。希望エリアや期間に応じ、同社が運営する賃貸マンションやホテルを家具・家電付きで利用可能だ。2022年9月からトライアルを開始し、都市型拠点8施設、郊外型拠点2施設でサービスを展開している。
今回、子育てファミリー層からの「多拠点居住に興味はあっても、日中仕事をしながら子どもの面倒を見るのは難しい」という声に着目。未就学児の子育て世帯に向けた保育サービス付の新プランを開始した。
同社は、ホテル「SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE」(山形県鶴岡市)、ホテル・滞在施設 「カラリト五島列島」(長崎県五島市)の運営企業と「まちづくり包括連携協定書」 を締結。山形県の鶴岡市、酒田市、長崎県五島市と連携し、両施設での滞在中に未就学の子どもが近隣の保育園に通うことができるようにした。滞在拠点ごとに保育園を個別に案内するため、保護者が自ら保育園を探す手間が不要となる。
また、保育園の確定後に保護者と園のオンライン面談を実施する。滞在前に登園の不安などを軽減する狙い。業務時間外や週末には、地元のイベントやアクティビティにも参加可能だ。
3月14日から募集を開始しており、利用開始は5月13日を予定している。利用料金は、一時預かり保育料を含めて8日間で約12万円から、16日間で約24万円。
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