日本時間3月22日、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝が行われ、日本代表「侍ジャパン」が米国代表を3対2で破り、14年ぶりの優勝を果たした。侍ジャパンの村上宗隆選手は本試合で初アーチとなるソロホームランを放ち、トレイ・ターナーの先制打を振り出しに戻す一幕もあった。そんな「村神様」効果が、所属企業の株価にも影響を与えているようだ。
村上選手は東京ヤクルトスワローズの所属だ。3月22日の株式市場で、ヤクルト本社(東証プライム)の株価が好調。午前9時8分時点で、前営業日比130円高の9520円の高値を記録した。村上は21日の準決勝でも逆転サヨナラ打でチームを勝利に導いており、こうした活躍も反映しているかのような値動きとなった。22日の終値は同30円高の9420円だった。
Yahoo!ファイナンスの掲示板では、21日に「村上さん、ありがとう!」「村上さんが活躍した、次の営業日は爆騰。明日が楽しみ。優勝したら年高更新かも」などの投稿であふれ、お祭りムードの様相を呈していた。本大会序盤では打撃が思うように奮わなかった村上の、「覚醒」ともいえる活躍に市場も歓迎しているようだ。
日本の優勝が決まったが、「祝勝ムード」は続くだろうか。
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