個人間で売買するフリマアプリを運営するメルカリは、2023年2月の「メルカリ」における商品の取引価格と流通数量の状況を調査した。需要が前年同月比からアップした商品カテゴリートップ5には、「トレーディングカード(おもちゃ・グッズなど)」や「演劇チケット」のほか、「レッグウェア(レディース)」がランクイン。昨今の電気代高騰による節約意識向上がうかがえる結果となった。
レッグウェアはソックスやストッキングなど、脚の部分を装う衣服。2021年1月から22年9月の期間、レッグウェアの物価指数は基準値以下で推移していたが、22年10月に基準値を超え、23年2月までの間、物価指数は上昇基調となっていることが分かった。
昨今の電気代の高騰を受け、節約志向の高まりから室内防寒に使えるレッグウェアの需要が高まったとみられる。
メルカリ総合研究所研究委員の志和あかね氏は「一次流通市場においても電気代節約の観点で室内防寒グッズに注目が集まったが、二次流通市場においても同様の傾向があることが分かった」とコメントしている。
メルカリ物価・数量指数は、「メルカリ」内の取引価格と流通数量の変動状況を、「メルカリ」における商品カテゴリーごとに月単位で表す価格指数・数量指数で、個人間商取引における消費者の需要を可視化している。
【編集履歴:2023年3月24日午後3時30分 タイトル、本文を一部変更しました】
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