社会人になってから5〜10万円を借りた理由とは? 転職や求人情報サイトを運営するビズヒッツ(三重県鈴鹿市)の調査によると、お金を借りた理由1位は「生活費の補填」(94人)だった。
2位「娯楽・遊興のため」(56人)、3位「車の購入・維持費のため」(40人)、4位「返済・引き落としのため」(32人)、5位「引っ越し費用として」(16人)だった。
1位の「生活費の補填」と答えた人からは、「初任給をもらうまでの間の生活費」(22歳男性)、「夫が突然職を失い、貯金だけでは生活費が足りなかった」(30歳女性)、「仕事が突然暇になり給料が少なかったときに、家賃にあてるお金が足りなくなった」(43歳女性)などの声が聞かれた。
2位の「娯楽・遊興のため」と回答した人からは、「遊び過ぎて足りなくなった」(21歳男性)、「旅行にいくため」(28歳女性)、「急遽交際費が必要になった」(40歳男性)といったコメントが寄せられた。浪費のために借金している人もいることがうかがえた。
3位の「車の購入・維持費のため」と答えた人からは、「就職先が車通勤必須で中古車を購入したが、費用が足りなかった」(20歳男性)、「車検代が足りなかった」(26歳女性)、「自損事故をおこし車の修理費用が必要になった」(33歳男性)などの声が聞かれた。
お金を借りたときの年齢を尋ねたところ、「20〜24歳」(41.0%)が最多となった。以下、「25〜29歳」(35.5%)、「30〜34歳」(10.1%)と続き、平均は26.8歳だった。
お金を借りた相手については、「親」(36.1%)と「カードローン」(33.9%)が上位を占めた。頼りやすい親がトップだが、「すぐに借りられる」「家族や友人には頼みづらい」という理由でカードローンを選んだ人も多かった。
今回の調査は、社会人になってから5〜10万円を借りたことがある人を対象にインターネットで実施した。期間は22年12月6〜20日、有効回答数は327人(男性178人、女性149人)。
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