セブンのカップ麺、「松竹梅」戦略で売り上げ増 「蒙古タンメン中本辛旨味噌」のポジションは?売り上げを最大化(2/2 ページ)

» 2023年03月29日 15時58分 公開
[昆清徳ITmedia]
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カップラーメン以外の松竹梅

 カップラーメン以外の松竹梅戦略はどうなっているのか。

 魚系総菜では、「セブンプレミアム あじの塩焼」(278円)が梅、「セブンプレミアム さばの塩焼」(321円)が竹、「セブンプレミアム 銀だらの西京焼」(494円)が松だ。

魚系総菜で梅の「あじの塩焼」(278円)
魚系総菜で竹の「さばの塩焼」(321円)
魚系総菜で松の「銀だらの西京焼」(494円)

 ハンバーグでは、「セブンプレミアム 和風おろし直火焼ハンバーグ」(170円)が梅、「セブンプレミアム 直火焼和風ハンバーグ」(300円)が竹、「セブンプレミアムゴールド 金のハンバーグ ビーフ」(429円)が松となる。

ハンバーグで梅の「和風おろし直火焼ハンバ―グ」(170円)
ハンバーグで竹の「直火焼和風ハンバーグ」(300円)
ハンバーグで松の「金のハンバーグ ビーフ」(429円)

 紹介した商品の中には、原材料コスト上昇を受けて値上げ予定のものもある。例えば、和風おろし直火焼ハンバ―グは5月29日に170円から192円に、金のハンバーグも同じタイミングで429円から505円になるという(いずれもリニューアルを実施)。

 セブンは、こうした値上げも織り込みながら松竹梅対応を続けるとしている。物価高の時代を巧みな価格戦略で乗り切れるか。

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