ソフトウェアの品質向上プラットフォーム「Qbook」を運営するバルテス(大阪市)は、ITエンジニア274人を対象に、直近1年の収入変化に関する調査を実施した。年収が増加したのは61%で、変化の最多は「10万〜50万円増」(27%)だった。
年収増加の要因として最多の回答は、「仕事の成果が認められた」(37%)だった。次いで「目標を達成できた」(26%)、「昇進・昇格・定期昇給」(25%)と続いている。
年収が減少したのは13%だった。年収低下の要因で最も多かった回答は、「会社の業績悪化(22%)」だった。次いで、「仕事の成果が認められなかった(21%)」「残業時間が減った(21%)」と続いた。
原材料価格の上昇により、物価高騰が相次ぎ、賃上げをする企業が増えた。高まる需要に対して慢性的な人材不足が続くIT業界でも、賃上げにより人材流出を防ぐ動きが広がっている。
調査は事業所、企業に所属しているITエンジニア274人を対象に、QbookでのWebアンケートで実施した。期間は2月10日〜3月10日。
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