ローソンは4月4日からマチカフェコーヒーのサブスクリプションサービス「MACHI cafe Prime(マチカフェプライム)」の実証実験を実施する。愛知県で「MACHI cafe」を展開している約620店が対象。物価高騰が続く中、日常的にコーヒーを飲む層にお得なプランとして訴求する。
110円分のマチカフェドリンクを1日1回×1カ月利用できるプランで、価格は1500円。110円に該当するのはマチカフェコーヒーS(アイス/ホット)だが、差額を支払えば他のマチカフェドリンクも対象だという。サブスクを1カ月毎日利用した場合、コーヒー代は1杯50円になる。
サブスク利用券の販売期間は4月4日〜6月25日。利用期間は4月16日〜7月31日としている。毎月11〜25日までの利用券購入で、翌月16日〜翌々月15日まで利用できるようにした。
同社は今回の取り組みについて「物価高騰が続く中で、習慣的に毎日飲用する人が多いコーヒーをお得に購入いただけるよう、本実験で利用ニーズやサービスの仕様などを検証し、全国への拡大を検討する」とコメントしている。
コロナが落ち着き出社頻度や外出回数が増えたことから、コーヒーサブスクで集客を図る飲食店も増えている。
JR東日本クロスステーションは22年4月にSuica利用客を対象にサブスクサービス「JRE パスポート」の提供を開始した。駅ナカが主戦場の「ベックスコーヒーショップ」と連携し、月額3500円のコーヒーサブスクプランを展開している。会員制レストランを運営する29ONも3月10日、東京ミッドタウン八重洲でコーヒーサブスクを開始した。東京駅を利用するビジネスパーソンに訴求する。
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