ローソンは3月7日から順次、春の新作スイーツを6品販売する。同社はコンビニスイーツには「おいしいと分かっているもの」「おいしさが想像できるもの」が求められていると分析しており、定番回帰やローソンらしさを意識した、バタースイーツや和菓子で消費者を取り込んでいく。
同社はコンビニスイーツの先駆者として、2009年の「プレミアムロールケーキ」を皮切りに消費者のニーズに合ったさまざまなスイーツを開発してきた。その結果、22年度のチルド和洋菓子の売り上げは19年度比で約110%伸長を記録した。
売上伸長の要因としては「生ガトーショコラやカヌレなどのキラー商品を筆頭に、定番スイーツの購入も右肩上がりとなりました。また、『商品選びで失敗したくない』と考えるお客さまが増えており、見ただけでおいしいと実感してもらえるような商品を発表できたことが売り上げ増につながりました」(担当者)と分析している。
「定番回帰」や、ワクワク感といった「ローソンらしさ」を踏まえて開発されたのが「バタースイーツ」2品と「和菓子・和洋折衷スイーツ」4品となる。
バタースイーツはバターを使用したスイーツが登場していることに加え、レトロブームによってバタークリームへの注目度が高まっていることから、開発に至った。「ふんわりバターオムレット」(248円)は、バターの香りとバタークリームが楽しめるオムレット。焦がしバターでコクを出し、チェリー酒でバターの香りを際立たせた。一枚一枚焼成することで、ふんわり・しっとり食感を実現した。発売日は3月13日。
「さくさくバターパイサンド」(235円)は、パイ生地のサクサク食感とバタークリームのすっきりとした後味が特徴のパイサンド。バタークリームにはオムレットと同様、チェリーの洋酒を入れ、パイ生地には焦がしバターを入れてサクサク感を実現した。3月14日から販売する。
ローソン、スイーツ2品を新発売 「信玄餅」が人気の老舗和菓子屋とコラボ
最も好きなカフェ 「コメダ珈琲店」「マクドナルド」を抑えて1位になったのは?
ローソンの年末年始「ホットミルク半額」 販売数が最も多かった都道府県は?
レジ袋有料化の“二の舞”か プラ削減のために導入した「紙ストロー」が別の環境問題を引き起こすジレンマ
7年も鳴かず飛ばずだったハイチュウ、なぜ米国で爆売れしたのか 「もぐもぐタイム」が火付け役Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング