阪急バス(大阪府豊中市)は、9月1日から2024年秋にかけて、大阪エリア・兵庫エリアで段階的に運賃を改定する。9月時点での平均値上げ率は、大阪エリアで8.83%、兵庫エリア7.95%。同社が3月31日、国土交通省に運賃の上限変更を申請した。
同社の一般路線バスは1997年1月9日に運賃改定を実施して以降、消費税率引き上げに伴う運賃改定を除き、約26年間運賃を変更してこなかった。
少子高齢化などによる利用者の減少や、テレワークなどの定着で移動需要が減少し、同社は収入面で厳しい状況が続いていた。運転者の待遇改善、燃料費の高騰、EVバスなどの環境対策車両の導入など新たなコスト増も重なり経営を圧迫しており、運賃改定に踏み切ったとしている。
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