22年度の結果をみると、FF・厨房は104、デリカ・日配・冷食は103と19年度比で大きく回復した。デザートは105でほぼ横ばいだった。
冷凍食品がコロナ禍で支持されるようになったことや、ローソンの注力する「まちかど厨房」(店内調理した弁当、おにぎり、総菜などを提供)が影響しているという。
22年度になっても完全に回復していない分野は米飯・麺とソフトドリンクで、スコアはそれぞれ90前後だ。それ以外は100以上になっている。感染拡大を警戒して人流が完全にコロナ前に戻らなかったことが影響している。
同社では春以降に本格的に人流が回復すると見込み、主力商品のおにぎりを刷新するなど体制を整えている。競合他社も、意欲的なおにぎりの新商品を投入している(参考記事)。
23年度に人流が本格的に回復すれば、米飯・麺とソフトドリンクの売り上げは19年度と同じ水準に戻るかもしれない。
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