オープンハウス、ひとりで子育てする社員を応援 月5万円を支給：勤続年数は不問

[サトウナナミ，ITmedia]

　オープンハウスグループ（東京都千代田区）とグループ会社のオープンハウス、オープンハウス・ディベロップメントは、4月1日より新たな子育て支援制度として「ひとり親手当」を導入している。

オープンハウス、「ひとり親手当」の導入（画像はプレスリリースより、以下同）

　ひとり親で子育てをしながら仕事をしている社員に、所得制限を設けずに月額5万円を支給する。勤続年数や職位は不問とし、入社1年目から支給対象とする。

　今年1月に政府が掲げた「次元の異なる少子化対策」として「少子化対策3本柱」のたたき台が3月31日に発表され、子育て世代への支援制度が注目されている。同グループではこれまでに「仕事と子育て両立支援制度」を導入し、経済的支援や柔軟な働き方を取り入れており、新制度もその一環。

これまでに取り入れた支援制度

　同グループは「今後も、男女ともに働きやすい環境や支援制度の整備により社員に充実したサポートを提供することで、企業理念である『やる気のある人を広く受け入れ、結果に報いる組織を作ります』を実現する」とコメントした。