理想の朝食メニュー 3位「作るのに時間がかからない」、2位「後片付けが楽」、1位は?3000人に調査

» 2023年04月23日 08時00分 公開

仕事に役立つ調査データ:

消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。

 アヲハタは20〜60代の男女3000人を対象に、「朝食」に関する調査を実施した。朝食に求める理想的なメニューを聞いたところ、「栄養バランスが良い」(92.3%)が最多となった。以下「後片付けが楽」(91.7%)、「作るのに時間がかからない」(90.6%)と、手間に関わるものが高い結果に。

photo アヲハタは「朝食」に関する調査を実施した(画像はイメージ、提供:写真AC)

 その他「お腹の調子を整える」(89.3%)、「野菜・フルーツなどの繊維質のものをとる」(87.1%)など、腸内環境を整えるメニューを求める声も聞かれた。

photo 朝食に求める理想的なメニューは?(出所:プレスリリース、以下同)

朝食で悩んでいることは?

 朝食で悩んでいること1位は「栄養バランスまで考えられない」(53.0%)、2位は「野菜・フルーツなどの繊維質のものをとれない」(47.7%)、3位は「後片付けが面倒」(43.0%)だった。栄養面と準備・後片付けの手間に悩む人が多いことが分かった。

photo 朝食で悩んでいることは?

朝の習慣で大変・負担だと思っているは?

 朝は時間がないと感じるか聞いたところ、子どもがいる家庭では、いない家庭と比べ「あてはまる」と「どちらかというとあてはまる」が合計11.7ポイントも高くなった。

photo 朝は忙しくて時間がない(子供の有無別)

 朝の習慣としてやっていることのうち、大変・負担だと思っていることについても、子どものいる家庭ではいない家庭と比較し、「朝食の準備」「後片付け」の項目が高くなった。

photo 朝の習慣としてやっていることのうち、大変・負担だと思っていることは?

 同社は、「朝食は、健康への意識の高まりから食べなくてはいけない食事として感じる一方、時間がないこともあり、栄養バランスまで考えられないといった理想と現実とのギャップが大きくなってきている」とコメントした。

 今回の調査は1月20〜23日、インターネットで実施した。

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