就活情報サイトを運営する学情(東京都千代田区)が、20代の社会人478人を対象に「リスキリング」に関する調査を実施したところ、約9割が「取り組みたい」と回答した。また、身につけたいスキル・知識として最も挙がったのは「語学スキル」だった。
リスキリングとは、業務内容の変化などに伴い、新たな業務で必要になる知識や技術を習得するために学習することで、近年関心が高まっている。「リスキリングに取り組みたい」(43.3%)もしくは「どちらかといえば取り組みたい」(43.9%)と考えている20代は、合わせて約9割にのぼった。
回答した人からは、「DXのための知識やスキルを習得したい」「ジョブ型の拡大を見据えてスキルを磨きたい」などのコメントが寄せられた。
「リスキリングで身に付けたいスキル・知識」について質問したところ、最多は「語学スキル」(49.6%)だった。次いで「プログラミングスキル」(48.7%)、「デザインスキル」(47.0%)、「データ分析・統計解析スキル」(40.0%)と続いた。
回答者からは、「海外でも活躍できる人材になりたい」(語学スキル)、「今後も必要とされる分野で手に職をつけたい」(プログラミングスキル)、「副業など個人でも仕事ができるようになりたい」(デザインスキル)などの声があった。
リスキリングの際に活用したいものは、「社内の研修制度」(69.1%)という意見が最も多かった。次いで、「書籍・テキスト」(59.7%)、「動画・アプリの学習支援サービス」(59.0%)、「社外の研修・スクール(オンライン)」(54.4%)と続いた。
回答者からは、「社内の研修制度を活用するのが最も業務に直結するスキルを習得できると思う」「書籍やアプリなどスキマ時間を活用できるツールで学びたい」などの声が上がった。
調査は3月13〜23日、インターネットにて実施した。
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