「新型コロナウイルス感染症が5類移行になることで、生活が変化かするか」尋ねたところ、「変わる」と答えた人は63.7%だった。生活が変化すると考えている人のうち、最も多かったのは「飲み会(食事会)が増える」(38.4%)だった。次いで「旅行が増える」(36.3%)、「友人と集まる機会が増える」(34.3%)となった。
一方で、「5類移行後の生活の変化で大変だと想定すること」を聞くと、全体の1位は「コロナウイルス感染症のリスク」(33.9%)、2位は「コロナウイルス感染時の医療費の自己負担」(31.9%)だった。引き続き不安を感じている人は一定数いた。
22年に5月病になった人の「働き方、睡眠、入浴の質、家族との関係性」について尋ねた。5月病になった人の働き方の満足度をみると「満足・概ね満足」と回答した人は26.5%に対し、「少し不満・不満」と回答した人は50.4%で、23.9ポイント高い結果となった。満足度が高い人ほど、5月病になりにくいことが読み取れる。
また、働き方の次に5月病との関連が大きかったのは睡眠であり、睡眠時間が短いほど、5月病になる傾向にあった。5月病になった人の割合を見ると、睡眠時間が「7時間以上」の人は25.4%なのに対し、「5時間未満」の人は46.1%で、20.7ポイント高い結果となった。
調査は3月20〜22日、全国の20〜60代の男女540人を対象に実施した。
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