「老後2000万円問題」などを踏まえた資産形成の重要性が叫ばれている昨今。Z世代(18〜25歳)の会社員のうち、確定拠出年金を利用しているのは40%であることが、バイアンドホールド(神奈川県逗子市)の調査で分かった。
利用している人の中では「企業型」が26%で最も多く、「個人型」が10%、「企業型と個人型の併用」が4%との結果となった。
確定拠出年金を利用している人に、どのようなタイプの商品に投資をしていますかと尋ねたところ、最も多かったのは「分からない」で42%。具体的な回答の中では、「価格変動型」(23%)が最も多く、次いで「元本確保型」(20%)、「元本確保型と価格変動型の両方」(15%)が続いた。
どのような商品に投資していますかと聞くと、最も多かったのはこちらでも「分からない」で31%。具体的な回答の中では「預金」が28%と最も多く、以下「投資信託(株式型)」(19%)、「投資信託(バランス型)」「保険」(いずれも16%)、「投資信託(債権型)」(15%)が続いた。
どのような基準で投資する商品を選びましたかという質問に対し、最も多かったのは「元本を減らさない」(33%)。以下「特に基準はない」(29%)、「多少のリスクを取りながらそこそこの成長を目指す」(24%)が続いた。
インターネットによる調査で、18〜25歳のビジネスパーソン3000人が回答した。調査期間は4月25〜26日。
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