大学受験前に我慢したこと 3位「SNS」、2位「遊び」、1位は？：受検後のご褒美は（1/2 ページ）

[コネムラメグミ，ITmedia]

仕事に役立つ調査データ：

消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。

　学習管理アプリを運営するスタディプラス（東京都千代田区）は、2022年度の大学受験生（23年4月に大学入学）を対象に、「大学受験期のトレンドに関する調査」を実施した。大学受験前に一番我慢したことは何か聞いたところ、1位は「ゲーム」（22.4％）だった。

スタディプラスは、22年度の大学受験生を対象に、「大学受験期のトレンドに関する調査」を実施した（画像はイメージ）

　「ゲーム」ではスマホゲームとTVゲーム双方の回答が見られた。2位は「遊び」（13.8％）、以下「SNS」（13.1％）、「友だちと過ごす時間」（8.1％）、「推し活」（7.5％）という結果に。

大学受験期に一番我慢したことは？（出所：プレスリリース、以下同）

　上位回答の中に「SNS」「YouTube」「Instagram」「スマホ」がランクインし、スマートフォンの誘惑を遠ざける受験生が多かったことがうかがえた。「勉強以外のアプリをすべて削除した」という声も聞かれた。

　一方で「我慢しない」という回答も7位にランクインしていて、「ストレスをためないために、我慢しすぎることをやめた」「我慢して勉強するのは、非効率だと思った」といった息抜きの大切さを主張する声もあった。

　大学受験の合否を最初に報告した相手は誰か尋ねた。最も多かったのは「母親」で66.4％と半数を超えた。次いで「父親」（10.5％）、「友人」（9.4％）、「学校の先生」（5.0％）、「祖父母」（2.1％）と続き、多くの受験生が家族へ最初に報告していることが分かった。

合否を最初に報告した相手は？