20代の6割「動画をネット投稿したことがある」 若年層は「縦画面」傾向も

[ほしのあずさ，ITmedia]

　共通ポイントサービス「Ponta（ポンタ）」を運営するロイヤリティ マーケティング（東京都渋谷区）は、全国20〜60代の男女1000人を対象に、「スマートフォンでの動画撮影に関する調査」を実施した。その結果、20代の約6割が「動画をインターネットに投稿したことがある」ことが分かった。

スマートフォンでの動画撮影に関する調査（出所：プレスリリース）

　スマートフォンを利用している人に「動画を撮影する対象」について質問したところ、全体で最も多かったのは「家族、子ども」（32％）だった。また、20代は「食べ物」を撮影する人が21％と、他の年代よりも高い結果となった。

　一方で、年代が上がるにつれて「写真は撮るが、動画は撮影しない」人が多く、60代では33％に上った。

動画を撮影する対象は？（「ロイヤリティ マーケティング」調べ　以下同）

　スマートフォンで動画を撮影すると回答した人に、「動画撮影時のスマートフォンの向き」について尋ねたところ、「状況に応じて縦横を使い分ける」が全体で38％、「縦画面で撮影することが多い」が36％となった。「縦画面で撮影することが多い」と回答したのは20代が41％、30代が40％と、若年層が他の年代を上回った。

スマートフォンでの動画撮影時の画面の向き

　スマートフォンで動画を撮影する人のうち64％が「ネット上に投稿したことはない」と回答した。

　一方で、年代別で見ると「ネット上に投稿したことはない」と答えた20代は40％と、全体の水準を下回った。20代が「投稿したことのあるサービス」では「Instagram」（41％）が最も多く、「Twitter」（27％）、「YouTube」（10％）と続いた。

撮影した動画を投稿したことがあるネットサービス

　調査は3月6〜7日に、インターネットにて実施した。