会社員の7割が「睡眠不足」を実感 連休明けの“疲れやすさ”にも関係

» 2023年05月10日 07時30分 公開
[ほしのあずさITmedia]

仕事に役立つ調査データ:

消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。

 リンナイ(愛知県名古屋市)が、フルタイムで勤務する全国20〜60代の正社員男女1000人を対象に、「疲労と睡眠」に関する意識調査を実施した。その結果、7割以上が「睡眠不足」を実感していることが分かった。

睡眠 画像はイメージ(提供:写真AC)

 「普段、睡眠不足を感じることがあるか」という問いに、「よくある」(28%)、「ときどきある」(46%)を合わせて7割以上が「ある」と回答した。

 また年代別で見ると、働き盛りである「30代」(83%)が睡眠不足を最も実感している結果となった。次いで「40代」(76%)、「50代」(75%)と続いた。

睡眠 睡眠不足を感じることはあるか?(リンナイ調べ 以下同)

 「連休明けの体調不良」に関して、55%の人が「感じたことがある」と回答した。症状としては「疲れやすい」(38%)、「だるい、身体が重い」(37%)が特に多く、「肩こりや頭痛」(20%)、「やる気が出ない」(19%)、「朝起きられない」(19%)という人も目立った。

睡眠 連休明けに体調不良を感じるか?

 連休明けに体調不良を感じた人と、感じていない人の連休中の生活リズムを比較すると、連休明けに体調不良を感じる回答者の半数が、連休中の「睡眠時間が長く」(54%)、「就寝・起床時間が遅い」(それぞれ54%・58%)など、平日とは異なる生活リズムで過ごしていることが分かった。

睡眠 連休明けに体調不良を感じる人と、そうでない人の生活リズム比較

 調査は4月15〜16日、インターネットで実施した。

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