老後の不安 3位「自身の介護」、2位「健康」、1位は？

[ほしのあずさ，ITmedia]

　終活に関する情報を発信するメディア「終活瓦版」を運営する林商会（滋賀県大津市）は、20代以上の男女200人に「老後に対する意識」調査を実施した。その結果、老後の不安の1位は「生活費」となった。

画像はイメージです（提供：写真AC）

　将来「何歳くらいまで働きたいか」という問いに、最も多かった回答は「働ける限りずっと」（34％）だった。次いで「65歳くらい」（21％）、「60歳くらい」（16％）と続いた。

　回答者からは「年金だけでは生活が厳しいため」（60代以上男性）、「社会とのつながりをできるだけ長く持っておきたいから」（30代女性）などの声が寄せられた。

何歳くらいまで働きたいと考えているか（林商会　以下同）

　老後の生活に「不安を感じる」（51％）、「どちらかといえば不安を感じる」（39％）と回答した人は全体の90％にのぼった。

　「老後の生活で不安なこと」を尋ねたところ、最も多かったのは「生活費」（149人）だった。2位は「病気・ケガなどの健康面」（131人）、3位に「自身の介護」（81人）、4位「認知症」（72人）、5位「住まい」（53人）と続いた。

　回答者からは、「年金がもらえないかもと言われているし、貯蓄を2000万も貯められるかも分からない」（生活費、20代女性）、「病気に関しては、予想がつかず、治療にいくらお金がかかるか分からない」（病気・ケガなどの健康面、50代女性）など不安の声があった。

老後の生活で不安なことは何か？

　調査は4月11〜12日、インターネットで実施した。