健康のため、摂取を心がけている成分 3位「ビタミンC」、2位「たんぱく質」、1位は？：1万人超に聞く

[季原ゆう，ITmedia]

仕事に役立つ調査データ：

消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。

　健康のため、摂取を心がけている成分1位は「乳酸菌」――そんな結果が、インターネットリサーチを手掛けるマイボイスコム（東京都千代区）の「健康によい成分」に関する調査で分かった。同調査は今回で5回目。

マイボイスコムは「健康によい成分」に関する調査を行った（画像はイメージ）

6割強が「摂取を心がけている成分がある」

　健康のために摂取を心がけている成分がある人は6割強だった。どのような成分なのか聞いてみると、1位が「乳酸菌」で22.5％、2位は「たんぱく質」で21.6％、3位は「ビタミンC」で21.5％だった。

健康のために、摂取を心がけている成分（出所：プレスリリース、以下同）

「健康維持」「免疫力・抵抗力向上」に期待

　期待する効果について聞いたところ、1番多い回答は「健康維持」（62.2％）。次いで「免疫力・抵抗力向上」（48.3％）、「体調不良の改善、病気の改善、悪化防止」（35.1％）、「疲労回復」（29.3％）と続いた。

摂取している成分に期待する効果

　女性の高年代層では、「骨を丈夫にする」「脳の活性化」が、「美肌効果」は若年層でも高い傾向が見られた。また、「体調不良の改善、病気の改善・悪化防止」や「貧血改善」は、女性30〜40代でやや高くなっている。

　摂取方法については、「食べ物、飲み物」と回答した人が最も多く71.3％、「サプリメント、プロテイン、健康食品など」が55.5％、「医薬品」が10.7％となった。

何を食べて摂取している？

　また、飲食物から成分を摂取している人に対し、摂取している飲食物について尋ねたところ「大豆加工品」「乳製品」「野菜、きのこ類」が6割前後、「魚介類、水産加工品、海藻類」が48.3％となった。

健康のために、今後摂取したいと思う成分

　今後、健康のために摂取したい成分については、「カルシウム」が最多で23.1％、次いで「乳酸菌」（21.3％）、「たんぱく質」（20.1％）となった。過去調査と比較し、「たんぱく質」に増加傾向が見られた。

　今回の調査は、「MyVoice」のアンケートモニターを対象にインターネットで実施した。調査期間は9月1〜5日、有効回答数は1万186人。