消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
SNSマーケティング事業などを展開するgracemode(東京都目黒区)は、Z世代のフォロワー5890人を対象に「メイクや化粧品購入時のインフルエンサーの影響力」に関する調査を実施した。Z世代がメイクの参考にするインフルエンサー、1位はYouTuberの「nanako(ななこ)」さん(10.11%)だった。
「メイク動画を参考にメイクをしたことがあるか」という問いに、全体の7割以上が「ある」と回答した。
「誰のメイクを参考にしているか」と質問したところ、最も多かったのはnanakoさん(YouTuber)だった。2位に「吉田朱里(タレント、元NMB48)」さん(8.99%)、3位に「ハウスダスト(YouTuber)」さん(7.87%)と続いた。芸能人よりも、美容業界に精通しているインフルエンサーの名前が目立つ結果となった。
「インフルエンサーが紹介した商品を購入した回数」について尋ねると、「1回」が23.0%、「2〜4回」が32.0%、「5回以上」が18.0%と、計7割以上の人が「1回以上」、半数が「2回以上」購入したことがあると分かった。
調査は4月20〜21日に実施した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング