副業で稼げるようになるのはいつなのか? ネットワーク開発などを手掛けるフォーイット(東京都渋谷区)の調査によると、副業開始から収益化までの期間は「1週間〜1カ月未満」(27.6%)が最多で、以下「1〜3カ月未満」(19.6%)、「3カ月〜半年未満」(15.8%)と続いた。「収益は出ていない」は7.6%だった。
どんな副業に取り組んでいるかを年代別に見ると、10〜20代では「ポイントサイト」(44.0%)、「接客のアルバイト」(29.3%)が多かった。同社は「割いた時間に応じて報酬を得られるため、1カ月以内に収益化できた人も多くなった」と分析する。一方、30~40代では、成果報酬型の「アフィリエイト」(25.5%)や「プログラミング」(14.5%)に取り組んでいる人が多かった。
収益化までの期間は、副業の種類に関係があるのだろうか。取り組んだ分だけ報酬が得られる「接客のアルバイト」は短期間で収益化できており、最近では好きな時間にスポットで働ける単発の仕事も増えていることから、収益化までの期間は短い傾向にある。
一方、「収益は出ていない」に注目すると、「プログラミング」や「デザイン」では0%となり、スキル習得までに時間を要する分野であるものの、必ず実績につながっていることが分かった。
調査は、副業したことがある18〜69歳の男女500人を対象にインターネットで実施した。調査期間は3月7〜9日。
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