消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
母親の68.1%が、自身の睡眠の質は高くないと思っている。そんな結果が、ウェルネス関連事業を展開するTENTIAL(東京都中央区)の調査で分かった。3月に実施したビジネスパーソンへの調査では、約60%が「高くない」と回答。ビジネスパーソンより睡眠の質に満足していない母親が多いことが分かった。
具体的には、「子どもがいるためなかなか睡眠時間を確保できない」「授乳で夜中起きたり、朝も子どもが早起きしたりする」「寝る前しか自由時間がなく、寝るのが遅くなってしまう」などの体験談が聞かれた。
母親に睡眠の悩みがあるか聞いたところ、56.5%が「ある」と回答した。具体的に最も多かったのは「寝ても疲れが取れない」(55.7%)だった。次いで「子どもに起こされる」という答えも多く、育児中の睡眠をしっかり取ることの難しさが分かる結果となった。
睡眠の質を高めることでどのような症状を改善したいか尋ねたところ、「イライラや怒りっぽさ」(39.1%)、「ストレスの増加」(33.3%)が上位を占めた。
調査は4月3〜5日、20〜50代の女性510人を対象にインターネットで実施した。
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