消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
マーケティングリサーチを手掛けるアスマーク(東京都渋谷区)は、米国・中国・韓国・ベトナムの20〜40代男女を対象に「訪日(旅行)外国人に関する国別比較調査」を実施した。「円安が訪日のきっかけになる」と答えた人は6割弱だった。
直近半年以内の訪日経験者にこれまでの訪日回数を質問したところ、「6回以下」が大半を占めており、「3〜4回」と答えた人の割合が最も高かった。国別でみると中国と韓国は「5回以上」の割合が高く、リピーターが多い傾向がうかがえる。
日本を訪問したことはないが、今後予定があると答えた人に時期を聞いたところ、「1年以内」という回答が半数近くを占めた。1年以内と答えた人は中国、韓国、ベトナムは5割を超えていて、米国は3割程度だった。
直近半年以内の訪日経験者に「買うものを決めてから訪日しているか」を質問してみると、8割以上の人が「事前にある程度決めている」と回答した。
国別でみると、ベトナムや米国は「決めてから訪日している」が6割を超えており、事前の情報収集を入念に行って訪日していると考えられる。
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