人事が就活生に「Z世代ならでは」と感じる価値観とは?

» 2023年05月18日 06時30分 公開
[ほしのあずさITmedia]

 学情(東京都千代田区)は、企業・団体の人事担当者を対象に「採用活動」に関する調査を実施した。その結果、5割超の企業が、就職活動中の学生に対し「Z世代」ならではの価値観や、他の世代との違い・変化を感じていた。

採用 画像はイメージ(提供:写真AC)

 Z世代ならではの価値観や他の世代との違い・変化を感じると答えた人からは、「成長意欲が高く、経験を積むことやスキルを習得することへの関心が高い」「やりたいことや、貢献したい課題が明確だと感じる」「自身の関心と会社の方向性が合致するかを重視する人が多い」「複数回転職をすることを前提にキャリアを考えている傾向」という声が寄せられた。

採用 採用活動において「Z世代」ならではの価値観や、他の世代との違い・変化を感じるか(学情調べ 以下同)

 また、Z世代を中心に「応募数を増やすために取り組んでいること、取り組みたいこと」で最も多かったのは、「求人情報の記載内容を見直す」(53.8%)だった。次いで「これまでに使用していない採用サービスを活用する」(48.2%)、「自社採用ホームページを見直す」(40.5%)、「募集条件を見直す(給与や福利厚生など)」(38.5%)と続いた。

採用 応募数を増やすために取り組んでいること

 調査は4月7〜21日に、インターネットで実施し、421件の回答が集まった。

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