東京を中心に関東地方や東北地方で連日「真夏日」が続いていることを巡り、シャープの公式Twitterアカウント(@SHARP_JP)が熱中症と節電対策のため、エアコンの買い替えを呼び掛けた。電気料金の高騰が続く中、省エネ性能が高い商品の販売促進が狙いとみられる。
政府は5月16日、「物価問題に関する関係閣僚会議」を開催し、電力7社の電気料金値上げを了承。各社は6月1日から最大4割程度の値上げを実施することが決まった。
こうした背景から、シャープは「遠回しでなく直球で買い替えをおすすめしようと決意した」とツイート。特に買い替えを推奨するのは冷蔵庫とエアコンだという。
ただ、買い替え以外にも対策はあるという。エアコンフィルターの掃除だ。同社の公式アカウントは2022年6月の投稿を引用リツイートする形で「エアコンは故障による死活問題に加えて、こういう節電対策もお金の面から切実になると思う。全員フィルターの掃除やってほしい」とも投稿。「試運転も一緒にやってほしい」と呼び掛けている。
同社はエアコンフィルターの掃除について「前面のパネルをぱかっと開ける→フィルターを取る→掃除機で埃を吸う→水洗い→陰干し→フィルターつける、でOK。やったことない人はこれだけでそうとう電気代が下がるはず」としている。
天気情報を発信するウェザーニュース公式Twitter(@wni_jp)は5月17日と翌18日にかけて、関東地方などが「真夏日」になるとし、こまめな水分補給や適切なエアコンの使用など熱中症対策を行うよう注意喚起している。
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