転職支援サービス「エン転職」を運営するエン・ジャパンは、「残業についてのアンケート」を実施した。残業時間において、増加傾向が減少傾向を上回った業界は「コンサルティング・士業」「商社」「サービス(飲食・教育・福祉など)」「マスコミ・広告・デザイン」が上位を占めた。
ここ数年の残業時間は、増加・減少いずれの傾向にあるか尋ねた。「変わらない」(50%)が半数を占め、「増加傾向」(26%) 、「減少傾向」(24%)という結果になった。
業界別で見ると、「コンサルティング・士業」(36%)、「商社」「サービス(飲食・教育・福祉など)」「マスコミ・広告・デザイン」(同率28%)の残業時間は、増加傾向が減少傾向を上回った。一方、「メーカー(機械・電気・電子など)」(32%)、「メーカー(素材・食品・医薬品・アパレルなど)」「運輸・交通・物流・倉庫」(同率28%)は減少傾向が増加傾向を上回った。
「残業時間が増加している」と回答した人に対して具体的な理由を尋ねたところ、「人員が足りないため」(75%)、「仕事量が増えたため」(67%)が上位を占めた。同様に「残業時間が減少している」と回答した人に具体的な理由を聞くと、「残業が制限されたため」(42%)、「仕事の量が減ったため」(33%)と答えた人が多かった。
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