有給、「1日」と「2日以上」で取得しやすさに大きな差 30代以上女性で顕著 理由の1位は？：理想の休日は「週3日」が多数派（1/2 ページ）

[ITmedia]

仕事に役立つ調査データ：

消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。

　楽天インサイトが、休日に関する調査結果を発表した。有給休暇の取得について、1日以内であれば「取得しやすい」が多数派だったが、2日以上連続したものについては「取得しにくい」が多数派を占めた。

休日に関する調査（画像はイメージ、出所：ゲッティイメージズ）

　有給休暇の取得について、「1日以内」は取得しやすいと回答した人が多数派で74.6％だった。性年代別に見ると、男性20代の回答率が最も高く、83.1％。最も低かったのは女性40代で、63.4％だった。一方、「2日以上連続」の有給休暇は、取得しにくいと答えた人が多く、全体の52.9％が回答した。性年代別では、女性50代以上が61.5％で最も回答率が高かった。

有給の取得しやすさについて（出所：楽天インサイト調査、以下同）

　2日以上連続した有給休暇を取得しにくいと回答した人に、理由を聞いた。1位は「自分が休むと同僚に負担がかかる」で32.7％だった。以下「休暇をとれる雰囲気が職場にない」（20.6％）、「休暇の間に業務対応が発生するかもしれない」（20.4％）、「自分がいないと仕事が回らない」（20.0％）が続いた。

取得しにくい理由