映画館を運営する東京テアトル(東京都新宿区)は、映画館で使用していたスクリーンを素材に使用したアパレルコレクション「SCRE:EN」を発売した。映画館閉館時に廃棄するスクリーンに着目、アパレル商品として再利用し発売するに至ったという。テアトルシネマグループの映画館やオンラインストアで発売している。
同コレクションは、ポーチ(S、Lサイズ)、トートバッグ、ブックカバーの全4種類のアイテムを展開し、色はホワイト、シルバー(銀幕)の2色を用意した。スクリーンの特性そのままに穴の開いた素材を使用し、耐久性を備えたアイテムに仕上がったという。
映画館の閉館やスクリーンの張替えが行われるとき、取り外したスクリーンは使い道がなく廃棄していた。同社はそのプロセスに注目し、「新しい価値を創造することで、お客さまと映画館をつなぎたい」と考えスクリーンを再利用し発売に至ったという。
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