モスフードサービス(東京都品川区)は5月24日から、朝モス限定の新メニュー「モーニングドッグ」を発売する。価格は290円。同社は現在、「モーニングバーガーB.L.T.」(310円)、「モーニング野菜バーガー」(360円)などを朝モスで提供しており、モーニングドッグが6種類目となる。
今回新発売するモーニングドッグは「手軽さ」の他、「価格」「シンプルさ」にこだわった。ウインナーには日本ハムの人気ウインナーブランド「シャウエッセン」を使用。グリドルで焼き目をつけたシャウエッセン2本を、トーストしたロールパンで挟み、酸味が引き立つアメリカンマスタードとケチャップを合わせた。
モスフードサービスは、2014年から「朝モス」を本格的に導入。特に、40〜50代女性・60代男性に支持され、現在では朝食の時間帯の売り上げが全体の約1割を占めるという。
5月12日には、23年3月期の最終損益が3億1700万円の赤字、営業利益は前期比98.8%減の4100万円と発表。原因として原材料費やエネルギーコストの上昇を挙げており、3月には一部商品を値上げしたものの高騰するコストをまかない切れていない実情がうかがえる。朝モスへの新メニュー投入は、売り上げを挽回する一助となるか。
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