つくばエクスプレスで中古マンションが高くなっている駅 3位「守谷」、2位「八潮」、1位は?LIFULL調べ

» 2023年05月25日 17時00分 公開

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 不動産や住宅情報のポータルサイトを運営するLIFULL(東京都千代田区)は、駅前開発やリニューアルが進む「つくばエクスプレス沿線」における中古マンション価格の上昇率ランキングを発表した。1位は「流山おおたかの森」で、2位「八潮」、3位「守谷」と続く。

photo 「つくばエクスプレス沿線」中古マンション価格の上昇率ランキング(画像はイメージ、提供:写真AC)

 1位を獲得した「流山おおたかの森」(価格上昇率67.10%)は、東武アーバンパークラインも利用できるなど交通利便性が高い。同社は「商業施設の整備など大規模な駅前開発が、価格上昇を押し上げる背景となった」と分析する。

photo 1位は「流山おおたかの森」(画像はイメージ、提供:写真AC)

 2位にランクインした「八潮」(同35.17%)は埼玉県八潮市内の唯一の駅で、都心へのアクセスも優れ、駅前には食料品や日用品がそろう商業施設がある。公園などの都市基盤の整備と良質な住宅・宅地の供給といった、大規模なまちづくり事業が評価された。

 3位の「守谷」(同32.26%)は、関東鉄道常総線も利用可能。都心へのアクセスしやすさ、子育て環境の充実度から、ファミリーから人気を集めた。

photo 2位は「八潮」(画像はイメージ、提供:写真AC)

 4位以下は、「柏たなか」(同29.66%)、「流山セントラルパーク」(同27.91%)、「みらい平」(同27.51%)、「みどりの」(同27.23%)、「南千住」(同24.05%)、「三郷中央」(同23.87%)、「青井」(同19.41%)となった。

photo 上昇率ランキングTOP10(出所:プレスリリース)

 調査は3月に、該当駅に所在する築10年かつ専有面積70平方メートルのマンションを対象に一般的な不動産鑑定フローに倣い、LIFULL HOME`S独自開発のフローにて価格を算出した。

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