消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
AlbaLink(東京都江東区)が「和室に関する意識調査」の結果を発表した。実家に和室があって良かったと感じている人が8割超に上り、使い道の1位は「寝室・私室」だった。
自宅に和室があって良かったか聞くと、「とても良かった」(42.4%)、「まあ良かった」(39.4%)を合わせて8割以上が良かったと感じている結果に。良かったと回答した人に「和室がいると思う理由」を聞くと、「落ち着く」と答えた人が162人で最も多かった。以下、「昼寝・休憩スペースになる」(94人)、「子どもの遊び場として使いやすい」(42人)と続く。
和室の使い道では、「寝室・私室」がダントツで、214人が回答した。「い草の匂いが好きなので気持ちが落ち着くのと、じかに布団を敷いて寝るとよく眠れる」という声があった。以下、「子どもが遊ぶスペース」(100人)、「客間・来客用寝室」(97人)、「物置・収納スペース」(54人)と続く。
和室はいらないと感じている人に理由を聞くと、1位は「掃除・メンテナンスが面倒」で47人が回答した。「定期的に畳の交換をしないといけない」「掃除機をかけにくい」といった声があった。2位以下は「和室である必要がない」(17人)、「結局あまり使っていない」(13人)が続いた。
調査は5月12日、自宅に和室がある500人を対象にインターネットで実施した。
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