最も利用したいコーヒーチェーン 3位「ドトール」、2位「コメダ珈琲」、1位は？

[らいら，ITmedia]

仕事に役立つ調査データ：

消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。

　インターネット調査やリサーチを行うマイボイスコム（東京都千代田区）は、7回目となる「コーヒーチェーン店の利用」に関する調査を実施した。最も利用したいコーヒーチェーンの1位はスターバックスであった。

　コーヒーチェーン店を現在利用することがある人は全体の5割強で、前回の調査より微増した。利用頻度で最も多いのは「月に1回以下」（32.7％）で、「週に1回以上」は合わせて7.6%だった。

コーヒーチェーン店を現在利用することがある人は全体の5割強

　利用場面で最も多いのは「休憩したいとき」（43.4%）で、次いで「おやつ・間食」（33.8%）、「友人や仲間とのおしゃべり」（26.1%）、「昼食」（22.5%）となった。スターバックス利用者は、ドリンクのテークアウト利用が多かった。エクセルシオールカフェと星乃珈琲店の利用者は昼食、サンマルクカフェはおやつ・間食を利用する比率が高かった。

利用場面で最も多いのは休憩したいとき（43.4%）

　利用時に重視する点は、「コーヒーの味・品質」が52.6%と最も多く、「居心地のよさ」「店の雰囲気」「価格」「アクセスのよさ」「店内の入りやすさ」が各30%台となっている。女性若年層や男性30代ではドリンクメニューの充実度、女性30〜40代では期間限定・季節限定商品の充実度の比率が高くなっている。

　最も利用したいチェーン店は、スターバックスコーヒーが31.6%と最も多く、コメダ珈琲店、ドトールコーヒーショップが各10%台と続いた。

最も利用したいチェーン店は、スターバックスコーヒーが31.6%と最も多い

　コーヒーチェーン店の利用者は全体の5割強と、コロナ以前に比べて客足は戻りつつあるが、2018年の調査では全体の6割程度がコーヒーチェーン店を利用していた。今後各社はコロナ前の水準に戻せるかが注目される。

　調査は、マイボイスコムのアンケートデータベース「MyVoice」のモニターを対象に、インターネットで実施した。期間は4月1〜5日、有効回答数は9861人。