消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
不動産・住宅情報サービスを運営するLIFULL(東京都千代田区)は、東京都内の「年パスで通える水族館のある家賃が安い駅ランキング」を発表した。その結果、「足立区生物園」に近い「竹ノ塚駅(東武伊勢崎線)」(家賃相場:6万9000円)がトップを獲得した。
2位は「葛西臨海公園駅(JR京葉線)」(同:7万円)、3位は「高島平駅(都営三田線)」(同:7万7000円)と続いた。
1位の「竹ノ塚駅」は、ランキング内唯一の家賃相場6万円代だった。近隣の「足立区生物園」は、海の生き物のほか昆虫、両生類、は虫類、鳥類、哺乳類など約500種の生き物を飼育している。
2位の「葛西臨海公園駅」は、駅から徒歩5分の葛西臨海公園内に「葛西臨海水族園」があり、600種を超える世界の海の生き物を展示している。2200トンのドーナツ型の大水槽で群泳するクロマグロや、太平洋、大西洋、インド洋などの生き物を展示する「世界の海エリア」、国内最大級のペンギン展示場などを設けている。
3位の「高島平駅」は、徒歩7分の位置に東南アジアの熱帯雨林を再現した「板橋区立 熱帯環境植物館」がある。ミニ水族館では約150種2500匹の生き物を、4つのゾーンに分かれた温室ではさまざまな植物を展示している。
4位は「井の頭自然文化園 水生物園」が近い「吉祥寺駅(JR中央線ほか)」(同:8万3000円)、5位は「すみだ水族館」のある「押上駅(東京メトロ半蔵門線ほか)」(同:9万4500円)だった。
調査は、年間パスポートを発行している水族館のある東京都内の駅を対象に実施した。データ抽出期間は2022年4月〜23年3月。
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